湯川武
湯川 武(ゆかわ たけし、1941年 - 2014年)は、日本のイスラーム研究者。専門は、中世イスラームの史、中世イスラームの社会・政治思想史。
経歴・人物
兵庫県芦屋市出身。慶應義塾大学大学院修士課程修了。1969年から1972年にかけ、また1974年から1976年にかけてカイロ・アメリカ大学やプリンストン大学へイスラーム史研究のため、留学。慶應義塾大学商学部助教授、教授を経て同大学名誉教授。2007年から早稲田大学イスラーム地域研究機構教授。
主な著作
単著
- 『イスラーム社会の知の伝達』山川出版社、2009年。
共著
- 『イスラム世界の人びと4 海上民』 東洋経済新報社、1984年。 - 家島彦一・渡辺金一編
- 『語学・論文の書き方 アカデミック・スキルズ』 慶應義塾大学出版会、2012年。 - 佐藤望[要曖昧さ回避]・横山千晶との共著
編著
- 『講座イスラーム世界5 イスラーム国家の理念と現実』 栄光教育文化研究所、1995年。
共編著
翻訳
- アルバート・ホーラーニー『アラブの人々の歴史』 第三書館、2003年。 - 監訳。阿久津正幸編訳
- アル=マーワルディー『統治の諸規則』 慶應義塾大学出版会、2006年。
出典
- 『イスラム世界の人びと4 海上民』筆者紹介
- 『イスラーム社会の知の伝達』著者紹介
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