ILLUSTRATION

曖昧さ回避 一般的な用法については「イラストレーション」を、日本の雑誌については「イラストレーション (雑誌)」をご覧ください。
ILLUSTRATION
ジャンル 現代イラストレーション
刊行頻度 年刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 ソーテック社(2013年)
翔泳社(2014年 - )
編集部名 SE編集部
企画・監修 平泉康児
刊行期間 2013年5月22日 -
ウェブサイト https://illustration.media/
テンプレートを表示

ILLUSTRATION』(イラストレーション)は、翔泳社から発行されている現代イラスト画集シリーズ。平泉康児が企画・監修をしている[1]

内容

2013年に発売された『ILLUSTRATION 2013』に始まり、逐次刊行物的に原則として毎年1冊が発行されており、1冊につき150組のイラストレーターの作品とプロフィールが掲載されている。プロフィールには「Webサイト」「メールアドレス」「Twitter ID」「制作環境」「作家本人によるコメント文」が掲載される[2]

2023年2月24日、韓国のイラストレーターを特集した『ILLUSTRATION SCENE OF KOREA』が発売された[3]

出版社

元々はソーテック社が発行していたが[4]、『ILLUSTRATION 2014』から翔泳社から出版されるようになった。

ILLUSTRATION 2022

2022年4月、翔泳社は『ILLUSTRATION 2022』の表紙にスキャンダルを起こした古塔つみのイラストが採用されていたことについて、「イラストを愛するすべての方々のご好意とご期待」を裏切ったとして謝罪すると共に、予定通り『ILLUSTRATION 2023』を刊行することを発表した[5]

担当編集の平泉康児は、非常にセンシティブな問題であったため、声明発信のタイミングは慎重にならざるを得なかったと述べ、今回のことはただ残念であったとコメントした[6]

反応

『ILLUSTRATION』はシリーズ累計11万部を数えている[7]。『ILLUSTRATION 2022』における対応について、中村佑介は「作家のことを親身に考えている」と述べた[8]

参考文献

  1. ^ “イラストレーター150組を紹介する書籍『ILLUSTRATION 2017』”. CINRA (2016年10月11日). 2023年10月28日閲覧。
  2. ^ “イラストレーションの「今」に迫った究極のイラストレーターファイル2017年版! 実力派人気作家150名が豪華競演!”. ダ・ヴィンチ (2016年11月22日). 2023年10月28日閲覧。
  3. ^ “「ILLUSTRATION SCENE OF KOREA」平泉康児監修”. 日刊ゲンダイ (2023年6月2日). 2023年10月28日閲覧。
  4. ^ “絵師たちは世界を目指す!?『ILLUSTRATION 2013』刊行記念イベントで語られた”ポケモン”と”ミク””. ガジェット通信 (2013年6月4日). 2023年10月28日閲覧。
  5. ^ “翔泳社、「ILLUSTRATION 2022」古塔つみ氏起用について謝罪”. インプレス (2022年4月11日). 2023年10月28日閲覧。
  6. ^ “イラストレーター古塔つみが表紙担当『ILLUSTRATION 2022』発行元が謝罪”. KAI-YOU (2022年4月8日). 2023年10月28日閲覧。
  7. ^ “シリーズ累計11万部。世界が注目する日本のイラストシーンを横断した実力派作家150名を掲載した図録、『ILLUSTRATION 2022』12/6刊行”. 翔泳社 (2021年11月5日). 2023年10月28日閲覧。
  8. ^ “イラストレーターの責任と報酬 中村佑介が目指すポップの在り方”. KAI-YOU (2022年4月29日). 2023年10月28日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 公式ウェブサイト